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去年の夏の終わりにお迎えした「細雪(ささめゆき)A」。
わがやで初めての花を咲かせています。
私の大好きな、小輪の一重。
古い花で、初めは「胡蝶白侘助(こちょうしろわびすけ)」と呼ばれていましたが、
1971年に改名されました。
つぼみから咲きかけの姿がとってもきれい。
白い椿はオペラ『椿姫』のヒロイン、ヴィオレッタが愛した花として有名です。
ヴィオレッタのモデルになった女性は19世紀のパリに実在した高級娼婦、マリー・デュプレシ。
当時のヨーロッパでは椿はとても高価で贅沢の象徴でした。
マリーは月のうち25日間は白い椿を、あとの5日間は赤い椿を胸元につけ、
行きつけの花屋の主人から「La Dame auxcame'lias(椿をつけた貴婦人)」と呼ばれていたのだそう。
作家のアレクサンドル・デュマ・フィスは20歳のときに
7人もの大金持ちのパトロンをもつマリーと出会い、恋に落ちました。
彼女はまもなく病死するのですが、デュマ・フィスは彼女との短い愛の思い出を
小説『La Dame aux came'lias』に残し、のちにそれをベルディが歌劇『La traviata』に仕立てました。
「La traviata」は直訳すると「道を踏み外した女」・・・。
情緒もへったくれもなくて、なんだかいただけないわ~(●`ε´●)
これに「椿姫」という素敵な邦題をつけたのは森鴎外だと言われています。
やるじゃん、オーガイ!(*゜▽゜ノノ゛☆
パリのモンマルトルにあるマリーのお墓には今も白い椿の花が手向けられているそうです。
ヴィオレッタのモデルになった女性は19世紀のパリに実在した高級娼婦、マリー・デュプレシ。
当時のヨーロッパでは椿はとても高価で贅沢の象徴でした。
マリーは月のうち25日間は白い椿を、あとの5日間は赤い椿を胸元につけ、
行きつけの花屋の主人から「La Dame auxcame'lias(椿をつけた貴婦人)」と呼ばれていたのだそう。
作家のアレクサンドル・デュマ・フィスは20歳のときに
7人もの大金持ちのパトロンをもつマリーと出会い、恋に落ちました。
彼女はまもなく病死するのですが、デュマ・フィスは彼女との短い愛の思い出を
小説『La Dame aux came'lias』に残し、のちにそれをベルディが歌劇『La traviata』に仕立てました。
「La traviata」は直訳すると「道を踏み外した女」・・・。
情緒もへったくれもなくて、なんだかいただけないわ~(●`ε´●)
これに「椿姫」という素敵な邦題をつけたのは森鴎外だと言われています。
やるじゃん、オーガイ!(*゜▽゜ノノ゛☆
パリのモンマルトルにあるマリーのお墓には今も白い椿の花が手向けられているそうです。
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無題
椿って、ややもすると梅や桜等の後に隠れてしまいがちですが、濃い緑のしっかりとした葉に、負けないくらい自己主張のある花をつけますね。僕はとても好きな花の一つです。
細雪も胡蝶白侘助もどちらも素敵な名前だと思うのですが…。
でも「椿姫」とつけたのが森鴎外なのですから、谷崎潤一郎の作品名からではなく、森鴎外の作品名を使って欲しかった気もします(って使えるような題名はないか…。谷崎潤一郎の作品名から「細雪」という名前をつけたというわけでもないと思うし…)。
細雪も胡蝶白侘助もどちらも素敵な名前だと思うのですが…。
でも「椿姫」とつけたのが森鴎外なのですから、谷崎潤一郎の作品名からではなく、森鴎外の作品名を使って欲しかった気もします(って使えるような題名はないか…。谷崎潤一郎の作品名から「細雪」という名前をつけたというわけでもないと思うし…)。
ひなぞうさんへ
ひなぞうさんも椿お好きですか。嬉しいです~ヽ(=´▽`=)ノ
日本が原産のお花なのに、古くさいイメージを持たれてしまってるみたいで、
バラやクリスマスローズがあんなにもてはやされてるのに、となんだか寂しくなってしまいます。
「細雪A」の名前の由来、調べてみたんですけどわからないんですよね~
鷗外の作品で椿の名前にできそうなのは『舞姫』くらいでしょうか。
実際に「舞姫」という淡いピンクの椿があるのですが、それも名前の由来は不明・・・。
ただ、鷗外の「舞姫」はあんな幸せそうな色ではないと思うのです。
痛々しいまでに一途なエリスを椿にたとえるなら、透けるように薄い、白の八重のような。
椿は名前ひとつにも情緒があっていいですね~(*´∇`*)
日本が原産のお花なのに、古くさいイメージを持たれてしまってるみたいで、
バラやクリスマスローズがあんなにもてはやされてるのに、となんだか寂しくなってしまいます。
「細雪A」の名前の由来、調べてみたんですけどわからないんですよね~
鷗外の作品で椿の名前にできそうなのは『舞姫』くらいでしょうか。
実際に「舞姫」という淡いピンクの椿があるのですが、それも名前の由来は不明・・・。
ただ、鷗外の「舞姫」はあんな幸せそうな色ではないと思うのです。
痛々しいまでに一途なエリスを椿にたとえるなら、透けるように薄い、白の八重のような。
椿は名前ひとつにも情緒があっていいですね~(*´∇`*)